ピアノ調律師 インタビュー vol.2
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2009年5月 vol.2 | ||
| 石山ピアノ調律サービス(京都) 石山雅雄 氏 |
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| お客様の家にはいって、作業をする。そこには、人と人との接点があるわけです。ピアノの音さえきれいになればいいというものではない。同じ時間を共有している「縁」というものを大切にしないといけない。 | |||
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「いい音になりました。ありがとう!」が喜び
● 反対に、ピアノ調律師をやっていて、いちばんよかったと思うことはなんですか?
.これはすべての調律師の共通の答かもしれませんが、調律が終わって、1曲弾いたとき、満面の笑顔で、
「いい音になりました。ありがとう!」
と言われたとき。
もうお金なんていらない!
そう思うくらいうれしいものです。でも、ちゃんとお金はいただきますが。(笑)
仕事をして、人から「ありがとう」といわれる仕事をしている喜びは、何ものにも変えられないものがありますね。
もう一つは、「出会い」です。
長年調律師をやっていると、お客様のところに子供が生まれた、小学校に入った、発表会で凄い曲を弾いた、結婚した、などお客様の家族の喜びをともに感じることがあります。でも、いつもニコニコ調律をみてくれていたおばあさんが、次の年にはもう他界していた、なんて大きなショックもあります・・・
お客様には、一緒にお茶をのみながらいろいろなことを教えていただけます。私の知らない世界もいっぱいあります。
コミュニケーションというのは、本当に自分を成長させるものだと思います。たくさんの人に出会うことができる調律師という仕事。これは宝です。
奥様が、ボロボロと涙を流して「ありがとう」
● お仕事をしてきた中で、印象的なエピソードなどありますか?
調律が終わって、1曲を弾きます。そんな時、よくあるシーンがあります。何かというと、横で聞いていた奥様が、ボロボロと涙を流して「ありがとう」と言ってくれる。
やさしくきれいな曲を弾くせいもあるのかもしれませんが、長く調律をしないで痛んでしまったピアノが、美しい音色に復活したとき、心から喜んでいただいていることが分かって、私もジーンと感動してしまうのです。
ピアノという楽器は、お客様の想いが特に深く入り込んでいるものだと思います。一つ一つの傷にも思い出がありますし。そのピアノを買ってもらったときの思い出、泣きながら練習していた子供時代の思い出。それから、自分が子供をもって初めてわかった親の気持ち。ピアノを買ってくれた親がもういない方などは、特に思い出して涙を流されます。
私もポロポロと涙が止まらなかったことがあります。それは、調律に行った時に、昨年まで元気だった5歳の男の子が、ピアノの上の写真になり、お花とおもちゃが置いてあったときです。
そう、調律にお伺いする1か月前に、交通事故で亡くなっていたのです・・・
それでも、大切にしていたピアノの手入れは続けたい。そんな奥様の思いに、もう涙が止まりませんでした。
ピアノ調律師という仕事は、お客様の家にあがって作業をします。調律が終わったら、いろいろなお話を聞かせていただくことも多い仕事です。エアコンの取り付けや、電気修理などの方も家に入るのですが、ゆっくりとお茶を飲んで世間話しができるのは、調律師だけではないでしょうか?
けっこう冗談もいいますが、いろいろな人生模様を知り、人生にかかわる深いお話ができることで、私自身も人間としての成長を助けてもらっているような気がします。ほんと、いい仕事に巡り合えたと思っています。
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演奏と講演をミックスさせたディナーショーで。 |
ピアノによって悲しくつらい出来事を思い出し、おもわず泣いてしまった目の前の方に対して、石山さんは、実際にどういう言葉を投げかけ、その場を収めていくのでしょうか?そういう究極のシーンで、カウンセラーでもある石山さんがどういう処し方をするのか、きいてみたいです。ふつうの調律師さんだったら、いきなりそういう場面に出くわしたら面食らってなにも言えなくなりそうです・・・
そのころはまだ、20代の社員調律師。もちろんカンセラーでもありません。その時は、一緒に泣いただけです。なにも声をかけませんでした。
でも、今思えば、それが最良のカンセリングであったように思います。子供を亡くすといった人生最大の悲しみをもった人に、どんな言葉をかけても慰められるものでもありません。なにか言葉でアドバイスをして、心が落ち着くものでもありません。
結局は、時間が解決するのだと思います。
一緒に泣いたこと。もういなくなった子供のことを思ってくれる人が、ここに1人いる。それで、十分じゃなかったのかと思います。
ただ、その時にものすごい憤りを感じたことがありました。その調律中にある女性が訪ねてきて家に入り、調律している後ろで奥様に話をしているのです。奥様はポロポロと泣いています。じつは、その女性、熱心にある宗教の勧誘をしていたのです。
こころにぽっっかりと穴があいてしまったお母さんに、心のいやす道はこの宗教にすがることしかないのだと。そう語っているのを聞いて、それはちがうだろ!と心の中でおもいながら、口だしできずにそのまま、領収書を切って帰りました。
そのことが ずっとずっと気になっていて。1年後、また調律にいきました。仏壇が依然と同じ、おもちゃもそのまま、奥様が少しおだやかな表情になっていたことに、ホっとしたことを覚えています。
私は、心の癒しは他力ではいけないと常々思っています。結局、自力で答えを見つけて人生を切り開いていかないと、人間の成長はないと思います。
もちろん、 宗教をすべて否定するのではありません。それで救われる人も確かに多いでしょう。でも、私はそのような考えで、自分自身のどん底の辛さを乗り越えてきました。だから、人の心がわかるという部分も多々あります。
音楽は、そのようなどん底の人生から救ってくれることがあります。その世界で仕事をしていることに、大きな喜びをいつも感じています。
なるほど。カウンセラーといっても、けっして教科書どおりの指導ではないことがよくわかります。生身の自分でぶつかっていく、そういうかんじがしました。
コンサート調律で、本番1時間前に弦が切れて心臓が止まりそうに
他にエピソードといえば・・・
そう、 失敗談なら山のようにありますよ。(笑)
列挙しますと、
●コンサート調律で、本番1時間前に弦が切れて心臓が止まりそうになったこと
学んだこと・・・ピアノの予備弦はつねに車に積んでおけ
●ピアノの外装パネルを壁に立てかけて作業をしていたら、子供がぶつかって倒してしまったこと
学んだこと・・・なにがおこるかわからないので、パネルは寝かせておけ
●まだ、携帯電話がこの世に存在していなかった時代、公衆電話もなくて、約束の時間に思いっきり遅れて、お客様に怒られたこと
学んだこと・・・時間は余裕をもって組め
●会社に遅刻しそうになって車を飛ばしていたら、あやうく大事故になりかけたこと。
学んだこと・・・私の会社の社員には、「出勤に遅れそうになっても急ぐな。電話さえ入れたら遅刻してもいい」といってます。
●ピアノ調律の予約電話を夜9時ころ入れたとき、電話のベルで寝かしつけていた赤ちゃんが起きたらしく、奥様のご機嫌がとても悪かったこと
学んだこと・・・小さな子供さんがいる家庭には、夜には電話するな(当時独身の私には気付かなかった・・・)
●グランドピアノのアクションを出したとき、腰がギクっといったきり、まったく動けなくなったこと
学んだこと・・・運動不足はいけません
まあ、失敗しないと人間は成長しないと、確信しました。社員にも言っています。失敗してもいい。でも同じ失敗を3度したら許さないと。(笑)
こういった数多くの失敗をとおして、いちばんご自身が変わったと思われる点はなんですか?
一番変わったこと、それは「許す心」が成長したことです。
つまり、自分が失敗するように、人も失敗するものだということがわかったことです。いくら失敗しても、性格はなかなか変わりません。私はせっかちで、先走りすぎてミスをすることはいまでもあります。
でも、どんな出来事が起こっても、それを受け入れる心は大きく成長しました。出来事には必ず原因があって結果がある。そしてその出来事にはすべて意味がある。一つの出来事のとらえ方は必ず2つある。その出来事をマイナスにとるのか、プラスにとるのかです。
これが、数々のミスから理解したことです。その心の余裕が、人間的成長にもつながっていくように思います。
「三年峠で転ぶと三年後に死ぬ」 その言い伝えから学ぶこと
出来事の意味を考える上で、おもしろい話があります。
三年峠という話です。
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
その日、おじいさんは三年峠という峠を越えて仕事に行かないといけませんでした。おばあさんはおじいさんに声をかけました。
「なあおじいさんや、今日は三年峠を越えていくんじゃからくれぐれも気をつけるんじゃぞ。三年峠で転ぶと三年後に死んでしまうという言い伝えがあるんじゃからなぁ」
おじいさんはわかったわかった、といって仕事に出発しました。そして三年峠に差しかかったとき、
「これがあの三年峠か、よし慎重に慎重に・・・」
といつもよりも緊張して歩き始めました。
ところが、おじいさんはそこに転がっていた小枝に気付かず、それに足を引っ掛けて転んでしまいました。これは大変じゃ、とあわてて家に帰っておばあさんに報告しました。
「大変じゃ! 三年峠で転んでしまったわい!」
ここから物語を二つに分けることにしましょう。
1つ目のストーリーはこうです。
「おじいさんや、なんてことしてくれたんじゃ! わしは3年後に未亡人になってしまうじゃないか!」
そう、おばあさんは自分のことしか考えていませんでした。そして、毎日おじいさんに文句を言い続けます。
「あんとき、三年峠でころんだばっかりに、あと2年半の命じゃのう」
「あんとき、三年峠でころんだばっかりに、あと2年の命じゃのう」
こうやって、毎日文句を言い続けられたおじいさんは、ストレスでだんだんと体調を崩し始め、そしてなんと3年経たずして病気で亡くなってしまいました。
それで、次は2つ目のストーリー。
おじいさんが三年峠でころんで真っ青な顔を帰ってきた時におばあさんは、一瞬しまった!と思いましたが、顔を上げてニコっと笑いこういいました。
「おじいさん、良かったですね!」
おじいさんはキョトンとしています。だって、三年後に死んでしまうという宣告を受けたようなものですからね。
そこで、おばあさんはこういいました。
「なあおじいさんや、よく考えてごらん。明日ガケから落ちて死ぬかもしれない。あさって熊に襲われて死ぬかもしれない。でも神様が三年“も”生きられるって保障してくれたみたいなものじゃ。これに感謝しないとなぁ」
そして、おばあさんはもう一言こういいました。
「なぁおじいさんや、もう一度三年峠でころんでらっしゃい! そしたら六年生きられるわい!」
おじいさんはもう一度三年峠に行き、コロンコロンと何度も転び、天寿を全うしました。
これには、 おまけのストーリーもあります。
何度も転べば3の倍数分生きられるぞ、と聞いたとなりの意地悪じいさんは、三年峠に行って何度も何度も三年峠で転び続けました。
しかし、たまたま転がっていた石に頭をぶつけて、その場で死んでしまいましたとさ・・・・。
話が長くなりましたが、3年峠でころんだ出来事は、だれがみても1つです。
でも、3年しか生きられないと嘆く人生。
3年も生きられると感謝する人生。
どちらも自分が選んだ人生です。
私は、出来事を受け入れて感謝する人生をえらぼう、と決めることができたのも、数々の失敗から学んだことだと思います。
う~ん・・・ この「三年峠」の話、ひじょーに納得です。
学生のときに家に来た調律師は、スーツがヨレヨレだった
● 調律師の仕事で、いちばん大切にしていることはなんでしょうか?
私がまだ学生だったころ、ある調律師が家にこられました。
玄関においてある皮靴が、かかとでをふんずけたのか後ろの形がくずれ、汗でスーツはヨレヨレでした。あまりファッションには興味ない私でも、これはまずいよな、と思いました。
「調律師の仕事で一番大切なことは技術力」
そう答える調律師も多いとはおもいますし、当然そうでないといけないと思います。しかし、私は、おうちに入って行う仕事ですので、まずは身だしなみと言葉が一番大切だと思っています。
一流のスーツを着こなさなくてもいいですが、相手が女性の場合が大半ですので、清潔できちんとした身なりは最も気をつかうところです。
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整調作業のようす。 |
原動力は「家族を守るため、社員を守るため」という気持ち
● お話を聞いていると、石山さんは現場重視で、とてもバイタリティあふれる方だというのがよくわかります。調律師として、またピアノ販売といったピアノサービス会社の社長として、石山さんを日々精力的に前に前にすすませている原動力とはなんでしょう?
音楽文化の向上のため、といった模範解答もありますが、「家族を守るため、社員を守るため」が本当の言葉かもしれません。
働くという言葉は、はたを楽にするということなんです。
それが本当の心です。
そのためにはいい仕事をしなくてはいけませんし、その結果、仕事が順調に伸び、当然お客様も喜んでくださるということにつながります。
会社を大きくする野望を持つ社長さんも多いですが、大きくするのが目的になったとき、無理が生じて、結果的に悪い方向へいく可能性が大きくなります。大きくするために銀行から融資を受け、経営が息詰まると販売価格を上げたり、商品の質が悪くなったりするケースはどの業界にもあります。
私の会社は、無借金経営です。借りてまで大きくするつもりはまったくありません。できる範囲で無理をせず、みんながパッピーになれる形を作るのが社長の勤めだと思っています。
私が頑張れる原動力は、まわりの人々の「笑顔」なんですよ。
2008年の金融恐慌、トヨタショック以来、派遣切りに代表されるような雇用問題が、現在深刻な社会問題にまで発展しています。中には、健全経営をしているにもかかわらず、やむなく雇用調整をせざるを得ない会社もあるでしょう。「人」を大切にされる石山さんの経営者としてのお立場から、そういった現状やつらい立場にある経営者にたいして、なにかおっしゃりたいことはありますか?
自らの手で大きくした会社を、再び縮小するためにリストラをすることは、とても辛いことだと思います。社会情勢によってそうなってしまうことも多々ありますので、すべてが経営者の責任とも思いません。
ただ、経営者によっては、収益がどんどん増加しているときに、経費を湯水のように使い贅沢をしてきたツケがまわっていることもあります。
私はこのことだけ守って経営しています。それは、1万円の経費をつかって10万円収益をあげる。それができたときに、10万円の経費をつかって100万円の収益を上げる。
決して無理せずお金も借りない。過度の広告もださない。
実るほど頭を垂れる稲穂のように、大きくなればなるほど、ますます謙虚にしていきたいと思っています。
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| 2008年12月 社員や提携調律師と一緒に |
調律をやってみたい人は、実は多いんじゃないか
● その他、いままでお聞きしていないことで何かあれば、お聞かせください。
調律をやってみたい人は、実は多いんじゃないかと思っています。
私は、調律にいったときに、じーっと作業を見ているお客様に、
「やってみます?」
と声をかける時があります。
「できるわけないですよぉ」
なんていいながら、実はとってもうれしい表情で、ハンマーを持つお客様がほとんどなんですよ。
調律のやりはじめなら、少々音をずらしても大丈夫です。なので、まんなかのユニゾンを少し狂わせて、ハンマーの持ち方ヒジのつけ方、体制をざっとお教えしてやってもらいます。
「えーっ、回すのにこんなに固いのぉ?」
なんていいながら、若い女性なら、キャッキャといいながらやってます。
ユニゾン(同じ高さの音)を合わせる耳を持っている人は案外いるのですが、ハンマーを細かく回すテクニックは、ほとんどの人はできません。音が合ったとおもったら、ぐいっとまわしすぎてしまうんです。
調律師の命のハンマーを素人にもたすなんて!
と、不快に思う調律師さんもいるかもしれませんね。
でも、わたしは調律師のプライドとかよりも、お客様が喜んでくださり、調律に興味をもっていただくことが大事だと思っています。
調律のハンマーを回してみるなんて、一生に一度の経験かもしれませんから。
新井さんは、調律してみたことありますか?
いえ、きちんとやったことはありません。ただ、小さい頃、ハンマーを使って音あわせのマネごとをした記憶はあります。
うちの父親が音楽好きだったこともあり、友人にピアノ調律師がいました。その調律師が家に遊びにきたとき、ギャーギャー騒ぎながらやらせてもらったのです。
その調律師さん、かなりぶっとんだ方で。マージャンなどギャンブルが大好きで、結局、借金を重ねに重ね、最後は破産宣告をしてしまいます。それで、一家離散という最悪の結末に。
そこのご家族とも多少親交があり、私と同じくらいの年の女の子がいたのですが、小さい頃の調律の話になると、その子は今頃どうしてるんだろうと、いつも思い出します。
すみません、なんかセンチメンタルな話になりまして・・・
でも、その調律師さん、ほんとうに人好きのするおもしろい方で、調律師なのに整体もどこかで学んだみたいでした。
あるとき、いきなりうつぶせに寝ろといわれ、私の背中を両手でおもいっきり押すのです。ほんとに、おもいっきり。
それで、ボキボキボキッと激しく骨がなって、3分くらい息ができなかったのを覚えています。(笑)
とにかくおもしろい方で、ピアノ調律師というのはこんなにおもしろい人なのかと、今でもすごく印象に残っています。
ピアノという心を癒し喜びを与える世界で、新たなご縁を増やしていきたい
● では、そろそろ最後になります。今後の抱負についてきかせてください。
ズバリ、この「ピアノ調律.net」のような媒体を最大限に活用して、新しいご縁をどんどんを増やしていきたいのです。
私ひとりでは、お伺いできるお客様には限りがあります。ですので、優秀な社員調律師(宮本準子、内藤碧、古川友美)が関西で、また嘱託調律師(伊藤寛子、兵藤節子)が横浜を拠点にして、この「ピアノ調律.net」に登録させていただいています。
全員女性調律師です。なぜ、女性なのか。それは、今の時代、女性の調律師がもっと活躍してほしいと思っているからです。さすがにピアノを持ちあげたりはできませんが、女性らしいきめ細やかな作業やコミュニケーション力は素晴らしものがあります。
そんな素敵な仲間たちと、この「ピアノ調律.net」を最大限に活用させていただき、ピアノという心を癒し喜びを与える世界で、新たなご縁をもっともっと増やしていきたいと思っています。
もちろん、「 ただ、そうなりたい」と願うだけでは実現できません。このインタビューのような機会を積極的に得たり、また弾いてしゃべる調律師を動画で配信したり、なんでもやっていこうと思っています。そういった情報公開の活動によって、調律師としての私をよく知ってもらえますし、お客様に安心してご依頼いただくことができると思っています。
現在、100年に一度の大不況と言われています。さらに、ピアノ業界は輸出に完全に頼っていますので、この円高が続けば大打撃を受けるでしょう。
でも、ピアノを愛する人はなにも変わりません。今まで通りピアノを愛し、演奏を続けるでしょう。その方々へのサービスを続けるのが私たち調律師の仕事です。
こんな時だからこそ、お客様へ大きな負担をかけずに最大限の技術を提供できるように、私たちは努力をし続けていきたいと思っています。
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| 大阪の「みのおFM放送」に出演した時。ピアノのこと、海外ボランティアのことについてトーク。 |
年数のあいたピアノの調律ほど、元の音律にもどったときの喜びは大きい
● ユーザーへのメッセージをどうぞ!
ピアノの調律を長年ほったらかしにしてしまって、さあどうしよう。調律を頼んでも、おこられるんじゃないかな、と恐る恐る連絡をくださる方も多いです。
確かに、ピアノのためにも、子供さんの音感のためにも、調律はマメにしてほしいです。でも、年数のあいたピアノの調律ほど、元の音律にもどったときの喜びは格別なんです。
また、ピアノのタッチを変えたい、音色を好みにしてほしい、など調律師はなんだってできるんです。
どうか気兼ねすることなく、地域の調律師さんを検索して、「ピアノ調律.net」に見積もり依頼をだしてみてください。
このサイトは、主催者がピアノ大好き人間ですから、ここに登録している調律師も気持ち良くお仕事をさせていただいています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
ここまでおつきあいくださって、ありがとうございました!
◆石山氏からの動画メッセージ ⇒ コチラから
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